7年間利用してきたエックスサーバーを率直に評価してみた(3年ぶりの更新)

7年間利用してきたエックスサーバーを率直に評価してみた(3年ぶりの更新) エックスサーバー

※前回更新日から3年ぶりの更新です。

エックスサーバーは、レンタルサーバーの中でも特に評判の良いサーバーの一つです。

 
私も7年間使ってみて、その評価が高い理由を実感していますが、世の中完璧なものなどありません。

何かしら不満の一つや二つはあるものです。

 
そこで、今回はエックスサーバーの満足な点と不満な点を包み隠さず率直に評価してみたいと思います。

 

エックスサーバーに対する良い評価

まずは、エックスサーバーに対して高く評価していることには、このようなものがあります。

  • ワードプレス(WordPress)の導入・運用に役立つ機能が充実!
  • バズってもびくともしなかった
  • 容量を使い切るのに何年かかる?
  • 気づかないうちにスペックが増強されている
  • サポートの安心感が病みつきになる
  • セキュリティに対する意識が高い
  • アクセス解析が意外と使える

それぞれについて、以下に詳しく解説します。

 

ワードプレス(WordPress)の導入・運用に役立つ機能が充実!

「ワードプレス簡単インストール」が本当に簡単だった

エックスサーバーは、ユーザーがワードプレスを利用することを前提にサービス設計されているようなところがあります。

ざっと挙げただけでも、ワードプレスを利用するための標準機能が、こんなにたくさんあるんです。

 

WordPress簡単インストール

実際に使ってみると、本当に簡単すぎて拍子抜けするほど!

データベースも自動生成されるので、初心者でも迷うことなくインストールできます。

もちろん、既存のデータベースを利用することもできます。

 

WordPress簡単移行 β版

他社サーバーで運用中のWordPressを自動的にエックスサーバーへ移行する機能です。

私は以前、ロリポップから移行させたことがあるんですが、この作業ってメチャクチャ大変で、初心者にはかなりハードルが高いんです。

でも、最近のエックスサーバーには、こんな機能が付いているんですね。

他社からの乗り換えを考えている方にとっては、嬉しい機能であることは間違いありません。

 

WordPressセキュリティ設定

ワードプレスは、世界でもっともメジャーなCMS※だけに、不正アクセスなどの攻撃を受けやすいといったリスクがあります。

補足情報CMS(Contents Management System)とは、サイトやブログの構築を自動的に行うことができるシステムのこと

そこで、エックスサーバーでは、ユーザーが利用しているワードプレスのシステムを保護するセキュリティ設定を用意しています。

具体的にはこのようなものです。

  • 国外IPアクセス制限設定
  • ログイン試行回数制限設定
  • コメント・トラックバック制限設定

いずれも管理画面からonにするだけで、簡単に設定できるので助かりますね。

 

MySQLバックアップ

以前はMySQLにログインして、手動でバックアップしなければならなかったんですが、今はこの「MySQLバックアップ」から「エクスポート実行」ボタンを押すだけで、簡単にバックアップできてしまいます。

「データベース(MySQL)はよく分からないので触りたくない」という方でも安心して使えますね。

 

「PHP高速化設定(FastCGI化)」などの高速化設定

ワードプレスは、HTMLだけのサイトと違って、プログラムとデータベースで動かしているので、どうしても動作が重くなりがちです。

サイトの表示速度が遅いと訪問ユーザーの離脱を招きますし、Googleはサイトの表示速度を検索順位を決める際に重視していますので、SEO的にも問題があります。

 
ワードプレスの高速化って、ちょっと素人にはハードルが高かったりするんですが、エックスサーバーならサイトの高速化機能が充実しているので安心です。

「PHP高速化設定(FastCGI化)」や「Xアクセラレータ」「mod_pagespeed設定」「ブラウザキャッシュ設定」などが用意されていて、クリックひとつで簡単にオンオフできるんです。

 

バズってもびくともしなかった

buzz

何回かブログがバズったことがありましたが、アクセス制限をかけられたことは私の知る限りありません。

 
もっとも、バズったといってもそのレベルが許容範囲に収まるくらい小規模だったのでしょうね。

たとえば、ヤフトピなどに記事が紹介されると、一気に何千から何万もの同時アクセスが来るらしいので、こうなるとさすがにアクセス制限をかけられるかもしれません。

 
なお、エックスサーバーで捌ききれないほどのアクセスが常態化するようなら、wpXクラウドに移行するという方法があります。

wpXクラウドには7段階のグレードがあり、グレードをアップさせることで大量アクセスにも対応できるからです。

 

容量を使い切るのに何年かかる?

容量を使い切るのに何年かかる?

7年前から使い続けている、最安値のX10プランはディスク容量が200GBあります。

3年前の時点では、「2GBちょっとしか使い切れていません」と紹介しましたが、現在の使用容量は3倍近くになって約5.7GBです。

それでも、まだ34倍以上の空き容量があるんですから、何年経ったら使いきるのか途方に暮れるほどですね。

個人利用では、とうてい使い切れない大容量です。

 

気づかないうちにスペックが増強されている

気づかないうちにスペックが増強されている

エックスサーバーの凄いところは、サーバースペックがいつの間にか増強されているところです。

しかも、新規ユーザーだけでなく既存ユーザーも追加費用を払わずに、その恩恵を享受できるんです。

これ前回更新時にも解説しましたが、それから3年の間どのような機能が追加されたんでしょうか?

そこで、ちょっと確認してみたんですが、ビックリしました!

ざっと見ただけでも、こんなに機能が充実していたんです!

  • 自動インストール機能におけるECサイト構築システム「EC-CUBE 3」
  • 「.htaccess編集」機能
  • 全サーバープランで独自SSLが無料・無制限に利用可能に!
  • モリサワのWebフォントが無料で手軽に使える!「Webフォント」機能
  • Webサイトのセキュリティを強化する「WAF設定」機能
  • MySQLのバックアップデータ復元が無料に!
  • 表示速度を向上!「ブラウザキャッシュ設定」機能
  • Webサイトの高速化を実現する「Xアクセラレータ」機能
  • 他社サーバーから最短5分で簡単移行!「WordPress簡単移行」機能

ご覧の通り、とんでもなく進化していますね。

エックスサーバーは、常にユーザーの使いやすさを追求する姿勢を持ち続けています。

これだけ至れり尽くせりだと、なかなか他のレンタルサーバーに移る気にはなれません。

 

サポートの安心感が病みつきになる

お問い合わせ

サポートのレベルの高さは、3年経っても変わりませんね。

つい先ほども、サーバーの使用容量をどこで確認すればいいのか分からなかったので、お問い合わせフォームから質問したところ、すぐにお返事が返ってきました。

サポートには今まで20回近くお世話になっていますが、疑問やトラブルが解決しなかったことはまだ一度もありません。

レスポンスも非常に早くて助かります。

 
もちろん、サポートに頼り切りになるのは論外ですが、こちらに課題を解決しようとする意欲があれば、ちゃんと応えてくれます。

他社レンタルサーバーの中には、初心者には上から目線なところもあるようですが、エックスサーバーのサポートさんは皆ユーザー目線で丁寧に対応してくれるので、ストレスを感じることがありません。

少なくとも私はサポートに不愉快な思いをしたことはありませんでした。

 

セキュリティに対する意識が高い

セキュリティ

会社全体の姿勢として、セキュリティに対する意識の高さを感じることが多いですね。

 
「アクセス拒否設定」や「SMTP認証の国外アクセス制限設定」、「FTP制限設定」など、各種セキュリティ対策が充実しているだけでなく、常に新たな脅威に対応できるよう、必要に応じて随時対策を講じています

 
特にワードプレスは攻撃対象になりやすいので、セキュリティ対策に力を入れてくれるレンタルサーバーは心強く感じます。

ここ最近では、「WAF設定」や「WordPreessセキュリティ設定」も加わり、ますますセキュリティ体制の強化が進んでいます。

 

アクセス解析が意外と使える

アクセス解析が意外と使える

エックスサーバーには、以前からX Analyzer(エックスアナライザー)というオリジナルのアクセス解析機能があるのですが、これがリニューアルされて、だいぶスッキリしたデザインになりました。

より分かりやすく使いやすい画面に進化していますね。

 
エックスサーバーのアクセス解析ツールでは、アクセス数を月別、日別、ページ別、ブラウザ別など、あらゆる角度から確認でき、検索キーワードや滞在時間なども分かります。

もっとも、ここまではよくある解析機能ですが、X Analyzerでは、ファイル別転送量やエラーコードなどもサクッと表示してくれます。

 
Googleアナリティクスのように高度な解析には向いていませんが、ザッと全体的な傾向をつかみたい時には、機能が限定されている分、かえって使いやすいですね。

 

エックスサーバーに対して不満のある評価

さて、ここから先は不満なところです。具体的には、このようなものが挙げられます。

  • アクセス制限をかけられることがある
  • 月額900円を高いと感じるユーザーも
  • 真面目すぎてとっつきにくい

それぞれについて、以下に詳しく解説します。

 

アクセス制限をかけられることがある

簡単サーバー移動

先ほど触れたように、私はバズってもアクセス制限をかけられたことはないのですが、聞くところによると、そのようなケースもあるようです。

 
例としては、アップした動画ファイルに急激なアクセスが集まったりするケースなどです。転送量目安を超過すると、503エラーが表示され、制限が解除されるまで本来のページにアクセスできなくなります。

やはりエックスサーバーは評価が高い分、ヘビーユーザーが集まってくるのかもしれません。

 
なお、エックスサーバーには「簡単サーバー移動※」というサービスがあります。
※対象サーバーに該当する場合のみのサービスです。

障害頻度や速度低下が顕著なユーザーに限り、クリックだけで簡単に別サーバーへ移動できるサービスです。この「簡単サーバー移動」により、CGIの実行速度やサイトの表示速度の向上が見込めます。

 

月額900円を高いと感じるユーザーも

月額900円を高いと感じるユーザーも

実際に利用してみると、エックスサーバーのコストパフォーマンスの高さを実感することが多く、この価格は妥当と思うのですが、レンタルサーバーを一度も使ったことのない方には月額900円(税抜き・36ヶ月契約の場合)は心理的ハードルが高そうですね。

実は私もかつてはそうでした。

 
アメブロやFC2ブログのような無料ブログのユーザーが最初に選ぶのは、やはりロリポップ!やミニバードのような激安サーバーなのでしょう。

実際のところ、かる~く、ゆる~く日記を書きたいだけの方には、エックスサーバーはややオーバースペック気味に思われます。

 
実は以前、エックスサーバーに収納されているサイトを確認したことがありますが、やはりアメブロのような軽いノリのブログは少数派でした。

エックスサーバーで多かったのはこのようなユーザーです。

  • 中小法人
  • 個人事業主
  • 士業の方
  • 各種ショップ
  • ワードプレスを使ったブロガー
  • アフィリエイター

このような方たちであれば、エックスサーバーはベストチョイスになると思います。

 

真面目すぎてとっつきにくい

真面目すぎてとっつきにくい

公式サイトの印象からしてキッチリしています。ある意味ロリポップ!とは真逆を行ってますね。親しみやすさ以上に信頼性を重視する企業姿勢が表れています。

 
アメブロユーザーからすると、心理的に移行しやすいのはロリポップ!やミニバードのようなポップなレンタルサーバーでしょう。

ただ、先ほども触れたように、エックスサーバーはそのような軽めのユーザーをターゲットとして想定していないように思われます。

 

結論:エックスサーバーが向いているユーザーとは?

実際のところ、HTMLベースのミニサイトを数個作るくらいなら、ロリポップ! スターサーバー で十分です。あえてエックスサーバーを選ぶ必要はないでしょう。

 
ただし、HTMLサイトでも数十個量産する方や、信頼を重視するビジネスに使いたい方、ワードプレスで本格的なブログをやりたい方は、エックスサーバーが向いています。

 
エックスサーバーの公式サイトが真面目さを前面に出しているのは、目的意識の明確なユーザーにとって最適なレンタルサーバーだからなのでしょう。

なによりも、そのセキュリティの高さやサポートの充実ぶりからくる安心感の高さは格別です。

サーバーの心配をする必要がなく、「ブログやサイトの運営だけに集中できる」というメリットから考えると、エックスサーバーの料金は格安すぎるといってもよいでしょう。

 
参考記事

ムームードメインで取得したドメインをエックスサーバーで運用する方法は、下記記事にて詳しく解説しています。

 

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