エックスサーバーが転送量目安を大幅緩和!X10は50GBから70GB/日へ

ネットワーク エックスサーバー

普段あまり気にすることはないのですが、たまたまエックスサーバーの管理画面(インフォパネル)の最新ニュース一覧を流し読みしていたら、「ネットワークの大幅強化および転送量の目安数値の大幅緩和について」との文面が目に入ってきました。

「えっ、またサーバースペックが強化されたの?」

エックスサーバーは、契約プランのスペックがいつの間にか増強されていることがよくありますので、そんな第一印象を持ちました。

ニュースの日付は2月27日なので既に1週間が経っていますが、まったく気がつきませんでしたね。

転送量の数値は、レンタルサーバーの安定性に直結しますので、これは意外とビッグニュースだと思います。

 

転送量目安と503エラー

レンタルサーバーは、許容量を超えるアクセスが来るとネットワークがパンクしてしまいます。

とくに個人向けとして一般的な共用サーバーの場合、どれか一のサイトでも膨大なアクセスに見舞われると、同じサーバーに同居している他サイトまでつながりにくくなってしまいます。

このようなトラブルを防ぐため、多くのレンタルサーバーでは契約者ごとに転送量に制限を設けています。仮に転送量目安を超過すると、そのサイトは503エラーが表示されて閲覧できなくなってしまうのです。

転送量目安に関しては、特に明記していなかったり、「転送量無制限」と謳っているレンタルサーバーもありますが、それでも実際には、過度のアクセスに対しては速度制限を課されたり、別プランへの移行を促されるケースが多いようです。

 

ネットワーク帯域幅の大幅増強で実現

今回のエックスサーバーによる転送量目安の大幅緩和は、単なる数値の引き上げではなく、ネットワーク帯域幅の大幅増強というバックボーンがあってのものです。

 

この度エックスサーバーでは、お客様により快適にサービスをご利用いただけるよう、ネットワークの大幅な強化を実施いたしました。
この度の強化にて、ネットワークの帯域幅を大幅に増強しており、強化後はこれまで以上に高速かつ安定したサーバー環境をお使いいただくことが可能となります。
また、これに伴い各サーバープランにおける転送量の目安数値を大幅に緩和いたします。

 

サーバー環境の強化をしっかりと実施した上でのサービス向上なので安心ですね。

 

各プランの新しい転送量目安

エックスサーバーには、X10、X20、X30の3プランがありますが、今回のネットワーク増強により、いずれも従来より25~40%ほど転送量目安の数値がアップしています。

新しいプランは以下の通りです。

 旧転送量目安新転送量目安月額ディスク容量
X10プラン50GB/日70GB/日1,000円200GB
X20プラン70GB/日90GB/日2,000円300GB
X30プラン80GB/日100GB/日4,000円400GB

最安値のX10プランでも、個人ユーザーなら旧転送量目安で十分過ぎるくらいでしたが、今回のスペック強化でさらに余裕ができました。

なお、エックスサーバーでは従来より転送量による課金はおこなっていません

 

ライバルサーバーの転送量と比較してみた

エックスサーバーのX10プランを選ぶ際に、比較検討の対象となりそうなライバルサーバーに関しても調べてみました。

 転送量目安月額ディスク容量
エックスサーバー(X10)70GB/日1,000円200GB
ヘテムル60GB/日1,000円256GB
ロリポップ!(チカッパ)10GB/日500円120GB
お名前.com(SD-11)記載なし900円200GB
ラクサバ(ラクラクゴールド)20GB/日913円60GB

今回の転送量緩和で、従来はヘテムルより10GB/日少なかった転送量が、逆にヘテムルより10GB/日多くなりましたね。

おそらく、エックスサーバーも今回の緩和にあたっては、ヘテムルの転送量目安を意識していたのではないでしょうか。

 

まとめ

もともと大量アクセスにも耐えられる、安定性の高いレンタルサーバーとして評価の高かったエックスサーバーですが、今回のネットワーク強化で、さらに安心感が高まりましたね。

なお、エックスサーバーにおいても、転送量目安を恒常的に上回るような契約者に対しては、利用プランの変更をお願いされることがありますが、これだけ余裕があると、月間数百万から数千万PVを誇るような超人気サイトでなければ、そのような機会はなさそうです。

503エラーを出すよりも、そのような超人気サイトを作るほうがハードルが高そうですね。

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